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モビドクとクルマ生活Vol.29:夏だ!海だ!海ドライブ後のクルマの放置はNG!洗車のおススメを紹介

作成者: モビドク編集局|2024/7/20 00:20

”Vol.29 となる今回は、「海遊び後のクルマの洗車」に関するお話です。
皆さんのイメージと是非比べてみてください。もしかすると皆さんのカーライフがもっと豊かになるかも?!

 皆さん、クルマとの生活楽しんでいますか?

・国産車が好きな人
・外車(ガイシャ)が好きな人
・クルマは気になるけど買うのは・・・っと思っている人!

少しでもクルマ
に興味・関心がある人にお届けしたい「モビドクとクルマ生活」シリーズはじめました!

 




1.海水浴後の洗車、なぜ必要なの?

「夏だ!海だ!早速出かけよう!」

「あれ、ちょっと待って。海に遊びに行ったらクルマがベタベタする・・・。」

 

真夏の楽しみ、海水浴
海で思いっきり遊んだ後は、愛車で帰路につく方も多いのではないでしょうか?

しかし、海辺や海岸沿いをドライブしたクルマは、見た目以上に汚れや塩分が付着しています。放置すると、サビや塗装劣化の原因となるため、早めの洗車が必要です。

さらに行先によっては、遠出を楽しむドライバーも多いことでしょう。

高速道路を長時間走行することで、汚れがなかなか落ちにくくなるだけでなく、水だけでは完全には落とせないこともあるかもしれません…。

 

しかもほっておくと、愛車の寿命を縮めてしまいます。そこで今回は、海水浴後の洗車方法について詳しく解説します。洗車方法をマスターして、愛車を長く美しく保ちましょう


2.海水浴後の車の汚れと塩害のリスクを知る

海辺や海岸沿いをクルマで走ると、海風に乗って飛んできた塩分がクルマのボディに付着することは誰もがイメージできると思います。

特に海水に含まれる塩分は、金属を腐食させる危険性があります
最近のクルマは塗装の技術も向上し、コーティングされている方も多いため、直ぐに腐食することはありませんが、油断は禁物です。

 

先ずは、気を付けなければいけない汚れについてまとめてみました。

 

✅塩分(海水や潮風)
潮風や海水に含まれる塩分は、金属を腐食させる性質を持っています。特に、ボディの傷や下回りの露出部分に付着すると、サビが発生しやすくなります。
海岸沿いでは、潮風を避けることはできません、長時間だけではなく、短時間でも海に近い場所でクルマを駐車していると塩分は付着していると考えましょう。


 

✅砂やホコリ
砂は、洗車機やブラシで強くこすってしまうと、ボディに傷を付けてしまう可能性があります。海辺は風が強いこともあり、潮風に乗って目に見えない様々な砂やホコリがクルマに付着してしまいます。
クルマがざらざらしているな・・・と、目に見える状況だと要注意!!また、目に見えていない場合でも共有に乗った砂やホコリが付着していると考えましょう。

 

✅海藻や海辺の生物
海藻や海辺の生物が付着すると、塗装を傷めるだけではなく、悪臭の原因となることもあります。海辺の駐車場は、舗装されていないことも多く、様々な生物が駐車場にいる可能性があります。海辺の生物は駐車している間に、クルマのスキマに入っていることもありますので、避けることは難しいかもしれませんが、要注意です。

 

 

先ほど紹介した汚れの種類から、塩害によるリスクをまとめてみました。海辺で付いた汚れを放置すると、以下のようなリスクがありますので注意しましょう。

 

サビ:愛車の鉄骨を蝕む見えない敵

  • クルマのボディ
    塩害によるサビは、ボディの塗装を侵食していきます。進行初期は小さな点錆びですが、放置すると広範囲に広がります。元々の傷たあった場所や、塗装の剥がれがあったヵ所は要注意です。

  • 下回り(タイヤやクルマの底の部分)
    下回りは、ボディよりも錆びやすい場所です。最近のクルマは防錆塗装が施されているとはいえ、塩分が長期間付着していたり、底に傷がある場合は、その部分からサビが発生します。下回りのサビは、ボディよりも目立たない場所なので、発見が遅れがちなので要注意です。

  • エンジンルーム
    エンジンルームに塩分が入り込むと、電気系統を腐食し、エンジンの故障を引き起こす可能性があります。特に、バッテリーやターミナルなどの金属部品は、塩害の影響を受けやすいので注意が必要です。

 

ガラスの曇り:視界不良による事故リスク

  • 視界不良による事故
    海水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルは、ガラス表面に付着し、白く曇って視界を妨げます。特に、フロントガラスやリアガラスに付着すると、運転の際に非常に危険です。

  • ワイパーの劣化
    塩分やミネラルが付着したガラスをワイパーで拭くと、ワイパーゴムが劣化しやすくなります。劣化すると、ワイパーの拭き取り能力が低下し、雨天時の視界確保が困難になるため注意しましょう。

 

 

塩害によるサビや塗装劣化は、愛車の外観だけでなく、性能や安全性を低下させその価値を大きく下げてしまいます
また、クルマを乗り換える際にも査定において、塩害によるサビや塗装劣化は大きな減点対象となります。査定評価が低くなることで、売却時の価格が大きく下落してしまう可能性がありますので注意しましょう。

 

3.たっぷりの水で!海遊び後の洗車の注意点

海水浴やマリンスポーツを楽しんだ後は、愛車に付着した塩分や砂をしっかり洗い流すことが大切です。
塩分は金属を腐食し、サビの原因となるだけでなく、塗装劣化やガラス曇りなどの問題も引き起こします。

準備するものは通常の洗車とさほど変わりませんが、「いつも水洗い」の方や、「いつも洗車機」の方は要注意です!!海辺で付いた汚れや塩分は、丁寧に洗わないとクルマに傷がつくのと、汚れがなかなか落ちません

いつもよりも入念に&たっぷりの水を使うことを心がけましょう。


洗車前に準備するもの

  • 高圧洗浄機(あれば)
  • 車用シャンプー
  • マイクロファイバークロス
  • バケツ
  • ホース
  • やわらかいタオル
  • ゴム手袋(手荒れが気になる方)
  • 脚立(あれば)

 

✅洗う順番

①下回り(水)→ ②ボディ(水)→ ③下回り(泡・洗剤)→ ④ボディ(泡・洗剤)→ ⑤ボディ(水)→⑥下回り(水)

 

✅洗車方法

  1. 予備洗浄(下回り): クルマの下回りやホイールやタイヤ、タイヤハウス(タイヤのスペースの内側)をたっぷりの水で洗い流します。塩分が付いてそうな部分にたっぷりの水をかけていきましょう。ボディよりも先に下回りに水をかけることをおススメします。

  2. 予備洗浄(ボディ): ボディ全体に付着した塩分や砂を洗い流します。とにかくたっぷりの水で洗い流してください。
    ※注意!! この時にスポンジやタオルでこすらないように!ボディについている砂や塩分で塗装を痛めてしまう場合がありますので、絶対にやめましょう。

  3. シャンプー洗車(下回り): ホイールやタイヤ、タイヤハウス(タイヤのスペースの内側)もたっぷりの泡で洗いましょう。専用のホイールクリーナーがある場合は使って洗います。

  4. シャンプー洗車(ボディ): 車専用のシャンプーを使って、ボディ全体を丁寧に洗います。たっぷりの泡で優しく洗いましょう。まだ水で流れ切っていない砂などもついてるかもしれませんので、こすらないこと!窓ガラスやワイパーも入念に洗ってください。

  5. 洗い流し(ボディ):洗い流しはボディから洗い流しましょう。

  6. 洗い流し(下回り):下回りを洗い流している最中にボディにまた汚れが付く場合もあります。最後の仕上げにボディからもう一度たっぷりの水で洗い流しましょう

  7. 拭き上げ: 洗い流した後は、マイクロファイバークロスなどの柔らかい布で、水分をしっかりと拭き上げます。水滴が残っていると、水垢の原因となるので、隅々まで丁寧に拭き上げましょう。

  8. (最後にワックスなど使う方は丁寧に)

 

✅洗車時の注意点

  • 直射日光を避ける: 直射日光が当たると、洗剤が乾いて白く跡が残ってしまうことがあります。日陰で洗車できる場所を探すか、朝、夕方を狙うことをおススメします。
    (家で洗車が難しい場合は近くの洗車場を探してみましょう「車 洗車場」、「コイン洗車」などで検索すると出てくるかも?)
  • どうしても日中に洗車する場合:時間はかかるかもしれませんが、下回りと、ボディ洗車は別々にすることをおススメします。ボディについた水滴を放置しないように心がけましょう。
  • 高圧洗浄機の使い方: 高圧洗浄機は、適度な距離から水をかけましょう。あまり近いと塗装や部品を傷つけてしまう可能性があります
  • コイン洗車で洗車する場合: どうしても残り時間などが気になって十分に洗えないことも。そんな場合は最初の水での洗い流しだけ、十分に行うように「水だけ洗車+通常メニュー」や「長時間メニュー」のを選ぶようにしましょう。

 

いかがだったでしょうか?
夏は楽しい!海にお出かけ!だけではなく、
せっかくなのでお出かけに頑張ってくれた愛車の洗車までを夏のイベントにしてくださいね。

愛車と共に最高の夏をお過ごしください。

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<本記事に関する注意事項>
・本記事の内容において、正当性を保証するものではありません。
・本記事を参考にして所有車両に対し不利益等が発生した場合でも一切の責任を負いません。
・本記事は「モビドク編集局」が記事作成当時の情報から独自の調査・経験・主観を元に作成しています。

・本記事を参考にお車に関する相談がありましたら「モビドク」サービスからご相談ください。
・その他この記事に関する内容で何かございましたらお問い合わせフォームからお問い合わせください。

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