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モビドクとクルマ生活Vol.35:【番外編】ミニ四駆に“本物の車の塗装”をしてみた。職人技と遊び心が出会うと、こんなに美しい。

作成者: モビドク編集局|2025/11/25 01:25

この記事では、本物の自動車塗装をミニ四駆に塗装したモビドク編集部と町の整備工場の職人さんのコラボレーションをご紹介します。

塗色はトヨタ ダークブルーマイカ(8S6)マツダ ソウルレッドクリスタルM(46V)
吹付の工程はクルマと同じ。深い艶と奥行きは、もう“ミニ四駆じゃないみたい”。これぞ「本気のミニ四駆」として魅力をお伝えします。

この記事でわかること
・ミニ四駆に本物の車の塗装を施すとどうなる?
塗装工程(下地〜ベース〜クリア〜焼付け〜磨き)の再現ポイント
・純正色の魅力を別々に紹介:クラウン“8S6”マツダ“46V”
・親子で楽しむ“飾る・撮る・語る”のコツと保管術
「やってみたい!」の声が多ければイベント化の可能性
モビドクと繋がっている町の整備工場の技術力

 

手のひらサイズに、クルマのロマンを。

子どもの頃、夢中で走らせたミニ四駆。あのワクワクを、本物の自動車塗装でアップデートしたらどうなる?——そんなこと思ったことありませんか?今回は町の整備工場におねがいして、モビドク編集部の番外編をお届けします。モビドクと繋がっている町の整備工場の職人さんにお願いして、クルマと同じ手順で2台のミニ四駆を仕上げてもらいました。

 

クルマと同じ工程で仕上げる——「職人の段取り」

今回はミニ四駆スケールでも、塗装の工程を妥協せずに再現し、使う道具も普段の塗装で使っている道具を使用。

① 脱脂:シールを貼る前の新品のミニ四駆を使用。油分は厳禁。
② サフェーサー:※ここはおもちゃなので、割愛。
③ ベースコート:色味の層を丁寧に重ねる。メタリック/マイカは粒子の向きが命。
④ クリア:艶と耐久性を担う透明の鎧。厚みを均一に。
⑤ 焼付け・鏡面仕上げ:温度管理→硬化→磨き込みで、光がとろけるような艶へ。

職人さんの技で本物の自動車ではない様な細かなパーツについても、しっかり塗装。とくにスケールが小さいほどごまかしが効かず、職人の手数と精度がはっきり出ます。



 

純正色の魔法①。トヨタの“ダークブルーマイカ(8S6)”

クラウンにも使われるトヨタ ダークブルーマイカ(8S6)は、濃色×マイカならではの多層的なきらめきが魅力。光量の少ない環境では輪郭が引き締まり、強い光が当たると青がふっと浮かび上がる“奥行きのある青”。ミニ四駆の小さな面積でも、陰影のグラデーションがしっかり成立します。

  • 見る角度で表情が変わる(マイカの向き・反射の差)
  • 暗部の締まりとハイライトの抜けで写真映え◎
  • 艶層の厚みが高級感を生み、飾っても映える

 

純正色の魔法②。マツダの“ソウルレッドクリスタルM(46V)”

マツダ ソウルレッドクリスタルM(46V)は、透明感のある赤層と金属感を帯びた下層の組み合わせにより、立体的な赤を表現。ハイライトは澄み、陰影は深い。小さなボディでも“動きのある赤”が再現され、撮影時のコントラストも美しく決まります。

  • 透明感×金属感の両立で立体感が際立つ
  • ハイライトがとろけるように伸び、磨き込みの効果が明確
  • “ミニ四駆じゃないみたい”と言いたくなる艶の厚み

 

父と子の“本気の遊び”として。

今回のコラボレーションは、限定的なコラボレーションとして実施しました。難しい知識はなくてOK。職人の技に触れながら、子どもと一緒に「ものづくりの面白さ」を体験できる——そんな“本気の遊び”の形が見え、モビドク編集部もドキドキとワクワクが止まらない作品になりました。仕上がりを見たら、正直、走らせるのがもったいない・・・。なので、オフィスで大切に飾りたいと思います。

「私も、ボクも欲しい!やってみたい!」の声が多ければ——
反響次第で、モビドクが“本気のミニ四駆”体験イベント(ワークショップ/展示)を企画するかもしれません。
公式インスタグラムにも記事を投稿していますので、コメントから「やってみたい!」の声をお寄せください。町の整備工場の職人さんと一緒に実現できるよう、モビドクがイベントを企画するかも!?

 

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モビドクがつなぐ、町の整備工場の力

今回は、モビドクと繋がっている町の整備工場の協力で実現しました。クルマの塗装はもちろん、キズ・凹みの修理、タイヤ交換、コーティング、車検まで。地域に根ざした職人さんの技術を、あなたのカーライフにも。

私たちは全国の整備工場ネットワークを活かし、「はじめてでも安心」にこだわってサポートします。

 

この記事に関するQ&A

Q:ミニ四駆に本物の塗装をするのは可能?費用は?

A:今回はあくまでも限定企画です。町の整備工場や自動車の塗装やさんお願いしてもお受けいただけない可能性が高いため、ご注意ください。

Q:走らせると塗装は傷つく?品質はどうなの?

A:走行すれば微細な傷は避けられません。モビドク編集部も傷つけたくないあまり鑑賞用にしています。品質は本物の自動車と同じく10年持つ塗料で仕上げています。

Q:純正色(8S6/46V)以外でもできる?

A:今回はあくまでも限定企画でした。今後皆さまの声次第ではイベント企画も検討します。その時はまた別の色を?!

Q:今後イベントが開催されるときは塗装の体験も子どもと一緒にできますか?

A:塗装作業は防塵・換気・保護具が必須。今回は専門工場で実施しています。また職人さんの腕が必要なので塗装自体の体験は難しいことをご理解ください。

 

モビドクなら、クルマ生活をしっかりサポート

ミニ四駆からクルマの世界へ。町の整備工場に愛車を預けてみませんか?モビドクでは、整備・板金塗装・コーティング・タイヤ交換・車検まで、はじめての方にやさしいサポートを提供しています。お車のこと、維持のこと、買い替えなど何かありましたら、お気軽にご相談ください。

 

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