お役立ちノート:警告ランプの見方をやさしく解説

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お役立ちノート:警告ランプの見方をやさしく解説

はじめてでもわかるメーターパネルの見方。青・緑/黄色/赤の警告灯の意味と対処法、代表的アイコン別の“まず何をするか”、毎日&月1の点検ポイントを解説。写真で相談できる『モビドク』で突然の故障にも安心。

はじめての警告ランプの見方|警告灯と健康チェック

この記事では毎日安心して愛車に乗るために、メーターパネル(計器盤)からクルマの健康状態を読み解く基本と、色別の初期対応をやさしく解説します。

黄色/赤色の警告灯が出たときの対処も掲載しています

この記事でわかること
・メーターパネルの基本と見る順番
・色(青・緑/黄/赤)でわかる緊急度
・代表的な警告灯と「まず何をするか」
黄色が“点いた→翌日消えた”時でも早め点検が必要な理由
・日常点検のコツとトラブル時の連絡先

 

メーターパネルは「クルマの健康診断書」


運転中に必ず視界へ入るメーターパネル。ここには「今、車が安全に走れるか?」を判断するヒントが集まっています。

最近はデジタル表示の車も増えましたが、見る順番はかんたんです。

①スピード・燃料:速度・残量を常にチェック
②警告灯:黄色/赤色が点灯・点滅していないか
③水温・バッテリー・オイル:異常表示や温度の急上昇はないか

インジケーター(警告灯)は、異常が一時的に閾値を超えたときにも点灯します。たとえば気温・路面・短距離走行の繰り返しなど環境で「出たり消えたり」することも。消えた=直ったではなく、原因が潜在化しただけのケースが少なくありません。

 

色でわかる緊急度(青・緑/黄/赤)

警告灯はで緊急度がわかります。まずは色だけ覚えておけばOKです。

ランプ色 意味 最初の一手
青・緑 作動表示(ハイビーム・ウインカー等) 必要に応じて操作をOFF
黄色 注意・点検が必要(走行は可能) 安全な場所で説明表示を確認し、早めに点検
赤色 危険・至急停止(重大故障のおそれ) ただちに安全な場所へ停車し、ロードサービスや整備工場へ連絡

黄色が翌日消えても“様子見”は禁物?!

  • ECU(車のコンピューター)が一時的に自己回復しても「原因」は残存することがある(配線接触・センサー劣化・燃調の乱れ 等)
  • 温度/湿度/負荷で閾値をまたぐ “再発型” のため、長距離や高速時に悪化しやすい
  • OBD(車の故障診断装置)の故障記録(履歴)が残っている間に点検すると原因特定が早い

まずはスピードを上げない・無理に走らない。予定を組み替え、近いうちに点検を。

 

代表的な警告灯と「まず何をするか」

アイコンはメーカーごとに多少の違いはありますが、意味はほぼ共通です。困ったら色で緊急度→「まずの一手」を。

※エンジン起動時に点灯するのは異常ではありません。しばらく経っても点灯・点滅している場合は異常の可能性が高いため、早めの点検を。

アイコン まずの一手
エンジン警告灯warning light 05 黄色 速度を上げずに走行→早めに点検予約
オイル警告warning light 03 赤色 ただちに停車。エンジン停止→レッカー手配
バッテリー充電警告warning light 02 赤色 停車し連絡。発電系トラブルの可能性
ブレーキ警告warning light 06 赤色 サイド解除確認→消えなければ停車・連絡
冷却水温warning light 04 赤色 ただちに停車。ボンネットはすぐ開けない
タイヤ空気圧warning light 08 黄色 安全な場所で空気圧確認→釘等があれば走行中止
ABSwarning light 09 黄色 急加速・急ブレーキを避けて点検

「黄色が点いた→翌日消えた」よくあるケース

  • 短距離走行の繰り返しで排気系が暖まりきらず異常判定→翌朝は消灯
  • センサーの劣化/接触不良で路面衝撃や湿度に反応
  • アイドリング不調や燃費悪化、変速ショックなど小さな体感変化が同時に出ることも

迷ったら写真を撮影してモビドクへ相談。色・点灯/点滅・速度/気温・給油の有無もメモすると診断が早まります。

 

毎日&月1のかんたんチェック

毎日:燃料・警告灯が出ていないか、左右ウインカーの作動
月1:タイヤ空気圧・オイル量・ウォッシャー液、ワイパーの拭き
給油時:燃料キャップはカチッと3回以上、口周りの砂塵を軽く拭く
トラブル時:場所を安全確保→ハザード→表示の色と内容を確認→モビドクへ連絡
 

この記事に関するQ&A

Q:エンジン起動直後にいくつもランプが一瞬つくのは故障?

A:自己診断のための点灯で正常です。走行しても消えない/再点灯する場合は点検を。

Q:赤色ランプでも少しなら走って大丈夫?

A:不可です。重大損傷や発火の恐れがあります。ただちに安全な場所へ停車して連絡を。

Q:黄色が消えたら点検不要?

A:一時的に消えても原因が残っていることがあります。記録が残る車種もあるため、早めの点検を。

Q:給油後に点灯したけど走っていたら消えました。

A:キャップの緩みが原因のことがあります。次回の給油で確実に締めても、再発や別要因が考えられるため点検を。

 

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