”Vol.25” となる今回は、「輸入車 ブレーキダスト」に関するお話です。
皆さんのイメージと是非比べてみてください。もしかすると皆さんも外車にもっと興味をもつかも?!
皆さん、クルマとの生活楽しんでいますか?
・国産車が好きな人
・外車(ガイシャ)が好きな人
・外車は気になるけど愛車にするのは・・・っと思っている人!
少しでも外車に興味・関心がある人にお届けしたい「初めてのガイシャ生活」シリーズはじめました!
1.黒い悪魔が起こす、様々なトラブル
「まってまって、先週洗車したばっかりじゃない??」
「輸入車だからカッコいいホイール選んだのに・・・・黒い・・・」
せっかく輸入車を買って、カッコいいホイールもセットにしたのに・・・っとガッカリしている人、意外と多いです。そう、アナタだけではないんです。
愛車をいつもピカピカに保ちたいけど、ホイールが黒ずんでしまうことに悩んでいる方、その黒い悪魔の正体はブレーキダストです。
高性能な輸入車は「走る・曲がる・止まる」性能が重視される裏側で、ブレーキダストが発生しやすいという一面も持ち合わせています。ブレーキダストは、ホイールを黒くして、車の美観を損ねたりするだけでなく、放置すると以下の様な思わぬトラブルに繋がることも。。。
腐食:ブレーキダストの成分は鉄粉が主であり、放置するとホイールが腐食し、見た目が悪くなるだけでなく、ホイール自体が弱ってしまう可能性があります。
塗装の剥がれ:高温になったブレーキダストがホイールに付着すると、クリア塗装を溶かしてしまい、塗装が剥がれてしまうことがあります。
汚れの固着: 時間経過とともにブレーキダストは固着し、通常の洗車では落としにくくなります。頑固な汚れとなり、ホイールの美観を損なうだけでなく、除去に手間がかかります。
この記事では、輸入車のブレーキダストがなぜ発生するのか、その原因から具体的な対策までを紹介します。愛車を長く美しく保ちたい人は、ぜひこの記事を参考にして、適切なケアを行ってくださいね。
2.輸入車がブレーキダストが多い原因
輸入車のホイールがブレーキダストで黒ずんでしまうのは、単なる汚れではなく、いくつかの要因があります。
今回はブレーキダストが発生するメカニズムや、輸入車特有の事情がどのように影響しているのかを、分かりやすく解説していきます。
ブレーキダストが発生するメカニズムは、ブレーキパッドとブレーキローターが摩擦することで発生します。この時に発生する細かい金属粉末のことをブレーキダストといいます。主にブレーキパッドに含まれる鉄粉が主成分であり、高温で焼かれてホイールに付着します。
ブレーキペダルを踏むと、ブレーキパッドがローターを挟み込み、摩擦によって車を減速させます。この摩擦によって、ブレーキパッドとローターの両方が少しずつ削れていき、その削りカスがブレーキダストとなります。
輸入車のブレーキダストが多い理由は、輸入車特有の事情も原因といえます。輸入車は「走る・曲がる・止まる」性能が重視される背景からブレーキに対して国産車とは違った機能基準を持っています。
代表的な事情を紹介します。
高性能なブレーキシステム
輸入車は、高い走行性能を実現するために、国産車よりも高性能なブレーキシステムを搭載していることが多いです。高性能なブレーキシステムは、より強力な制動力を発揮するために、ブレーキパッドとローター間の摩擦が大きくなり、結果的にブレーキダストの発生量も多くなります。
ブレーキパッドの材質
輸入車に使用されるブレーキパッドは、高い制動力を確保するために、摩擦係数の高い素材が使われていることがあります。摩擦係数が高いほど、ブレーキダストの発生量も多くなる傾向にあります。BMWやメルセデスベンツが採用しているメタル系のパッドはブレーキの効きは良いですが、多くのダストが出ます
元々の走行環境
欧州車など、高速走行を前提とした設計の車は、ブレーキに大きな負荷がかかりやすいため、ブレーキダストの発生量が多くなる傾向があります。特にドイツ車はアウトバーンと呼ばれる制限速度がない道路があるなど、そもそもヨーロッパと日本では高速走行の性能基準が違うことも背景にあります。
また、特にドイツ車がブレーキダストが多いと言われますが、ブレーキパッドの材質なども大きな影響を受けます。イタリア車もフランス車も、スウェーデン車、最近ではアメリカ車もダストが多いと感じる人が増えてきています。
輸入車のブレーキダスト問題は、高性能なブレーキシステムや、走行環境、部品の材質など、様々な要因が関係していることがわかりました。これらの要因を理解することで、輸入車との上手な付き合い方も考えてみましょう。
3.もう悩まない!輸入車のブレーキダスト対策の考え方4選
愛車のホイールをいつまでも美しく保つために、ブレーキダスト対策は欠かせません。
今回の章では、効果的なブレーキダスト対策と考え方を4つご紹介します。
①ホイールクリーナーを使った定期的な洗浄
ホイールクリーナーは、ブレーキダストを強力に分解し、ホイールを傷つけることなく汚れを落とすことができる専用の洗剤です。週に一度程度、できれば月に一度はホイールクリーナーを使って丁寧に洗浄することで、ブレーキダストの付着を防止し、ホイールを清潔に保つことができます。ホイールクリーナー自体に付着防止が入ってるものもありますので、調べてみてください。
②コーティング剤による保護
コーティングというと、クルマの外装を丸ごとコーティングすることをイメージする人も多いかもしれませんが、ホイール専用のホイールコーティングがあります。ホイールに専用のコーティング剤を塗布することで、ホイールの表面に保護膜を作り、ブレーキダストの付着を防止することができます。コーティング剤には、様々な種類があり、耐久性や光沢度が異なります。
③ブレーキパッドの交換
ブレーキパッドの材質によっては、ブレーキダストの発生量に違いがあります。低ダストタイプのブレーキパッドに交換することで、ブレーキダストの発生を大幅に抑えることができます。それと同時に、ブレーキパッドとブレーキローターの消耗も抑えることができ長持ちするモノもあります。
④性能重視と割り切る
最後は対策というよりは考え方のおススメです。
元々は欧州カーメーカーがありとあらゆる検討を重ねてきた経緯があっての、現在のブレーキパッドとブレーキローターです。日本ではその性能の出番が少ないかもしれませんが、いざという時は、高性能で高い制動力(ブレーキをかけた時の減速するチカラ)で安心安全なカーライフを送ることができます。
ブレーキダスト対策は、愛車を長く美しく保つために非常に重要なことです。
定期的な洗車やコーティング、ブレーキパッドの交換など、自分に合った方法を選び、実践することで、ホイールを清潔に保ち、愛車とアナタだけの素敵なカーライフを過ごしてくださいね。
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